ドラマーのための音楽用語辞典
周辺環境事情編
カラオケ
8トラ〜LD〜通信へとシステムは変貌を遂げつつ、現代におけるアミューズメントとして完全に国民に定着した「擬似歌手体験装置」のことである。
8トラテープ時代の当初は実際に生バンドで録音され、レーザーディスク時代には第一興商が自社ビルを建てまくる。そして現在の通信時代となってサウンドはシンセ1本でほとんど完成されてしまい、数多のミュージシャンが路頭に迷う一因となった。
しかしベースやドラムサウンドのリアルさは耳を疑うばかりのすばらしい完成度であり、不安定な人間のリズムなど「正確さ」の観点においては比較にならない。
問題はエレクトリックギターサウンドである。あのギターリフ、ギターソロの貧相極まるサウンドは、どう聞いてもギターではない。似てさえいない。日本音響科学研究所の2005年度版発表によると、一番似ているのはアブラゼミの鳴き声である。
髪の毛一本から容疑者を割り出すような科学先進国日本においてギターの音一つ満足に再現できないと言う信じがたい片手落ちが先のG7先進7ヶ国蔵相中央銀行総裁会議でも議題に取り上げられた。
その他、カラオケの問題点として以下の事項が挙げられる。
1、「円滑な人間関係構築のための娯楽の一種であるはずだが同行者が歌っている時間は自分の歌うべき曲を探す時間であり
ある種の「無視」が平然と続けられる」
2、「自分が歌っているときに従業員が飲食物を運搬してくると表現しがたい恥ずかしさにさいなまれる」
3、「食ってたら歌えない。飲んでたらノドがハバケる。ビール飲んでたら歌ってる最中にゲー出る」
4、「内気な人物に限って歌本に指を挟んで出番待機している」
いずれにせよこれまで高速で進歩してきたカラオケシステムであるが関係機関は慢心することなくギターのリアルサウンドを追求開発するよう、全バンドマンは願ってやまない。
周辺環境事情編 ・・・他記事
| ツアー || レコーディング || リハーサル || 機材車 || スタジオ || 搬出搬入 || 楽屋 || メイク || クリック || コピー || ライブ |






