ドラマーのための音楽用語辞典
音楽ジャンル編
ハードロック
1、硬い岩石。
2、音楽スタイルの一種。
3、厳重な固定。
この場合「2」を指し示す。
特に音楽に思い入れのない一般の日本人が「ロック」と言う場合真っ先に思い浮かべるであろう普遍的音楽スタイルである。
1970年代に英国を中心に突如ムーブメントが形成、その残渣は現代もバンド愛好層に浸透している。それを証明する現象は以下のようなものである。
1、髪が長い
「こうでなくてはならない」という決め付けの果てに引っ込みどころをなくしてしまった30代以降の男が多い。また、「変にすっぱり切ってしまった場合の『バンドやめるの?』を避けたい」とか「引退」の印象を与えたくないなど、不可思議な意地をもってその髪型を維持している例も多い。
2、ズボンが細いまたは「すそが広がっている」
言うまでもなくベルボトムの亡霊である。2000年に入ってから突如70年代ファッションが復活しブーツカットが流行した際に「わが意を得たり」とばかりに当該ズボンとヒールのブーツを嬉々として購入したバンドマンの数は杉並区の人口に匹敵するとの調査結果が明らかとなっている。
3、靴のかかとが高い
当然のことながらロンドンブーツの名残。このブーツを隠すようにベルボトムを着用するのが王道であるが、ドラマーの場合イアンペイスを除けばこのままでは演奏できない。そのため叩くときは演奏用の靴を履くのであるが、こうなるとその前までちょうどよかったブーツカットのすそが余る。叩いているときはわからないものの、そのまま歩くと平安貴族そのままとなり、絵的には松の廊下状況になる。ドラマーにとっては辛いファッションである。
ジャズマンやソウル方面のドラマーがそのスタイルをどのように変化させようと、評価とは別問題であるがハードロックバンドがその音楽性をPOPなどに変えると不思議と「堕落」とみなされることが多い。それがたたっていつまでも野蛮なドラムしか叩けないという悲しむべき偏りが生じてしまう現象が隠れた社会問題として論議を呼んでいる。
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