ドラマーのための音楽用語辞典
バンド構成楽器編
バンド
名詞;1)固形物や衣服を固定するための道具。
2)人間が担当楽器別に集まり音楽を演奏する形態。
3)ラジオの発信に割り当てられた周波数。
この場合は2)を指し示す。音楽的組織。
ドラム以外の大半の楽器は、それひとつで音楽の体裁を成す。しかしドラムは「ものすごくちゃんと叩いてもそれは単にリズム」である。逆に言えば「ものすごくキチンとは叩けない」場合はすべて雑音となる。かかる非生産的な状況を打開するための協同組合。
言うなればバンドとはドラマーのために考え出された仕組みである。
3人バンドから何十人にいたるビックバンドまでその構成はほとんど無限である。これを利用して「そのメンバーで会社を興す」「スポーツチームを結成する」等々の企画進行がなされる場合があるがまずほとんどは悲劇的な失敗に終わることを肝に銘じたい。
忘れてはならないのは、「どれほどバンドが優れていようと自分の評価に直結することはまずない」という現実である。それなのにバンドがまずい出来の場合は即座にドラマーへの罵詈雑言へと事態は推移する。
これら状況を総合的に判断し、「バンドとはドラマーにとって究極的な修行の場である」と結論付けられる。なので、バンドである程度しっかりとしたアンサンブルを実現し、評価を得たドラマーたるもの社会においてもそれに見合った評価を頂戴していいはずなのであるがその逆の例が余りにも多い。たとえば「うるさい」「暑苦しい」「黙れ」「下品」「単細胞」「自分大好き」「お笑い」「ばか丸出し」等々、聞くに堪えない悪口雑言が炸裂するのは悲しむべきことである。
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