ドラマーの主張

vol.2/「音量を考える」

小さい音で叩く ・・・のも実は好きだったりするんです。自分の音が全て聞きながら叩けますしね。 普段は「爆音バンド」の渦の中で大暴れ的なアンサンブルですから次第に分からなくなることも多いのですね。

例えば「ゴーストノートの存在」や「ドラッグ」の意味、HHのPPニュアンスやレガートのピング音の確認、なんぼでも甘くなるところは出てきますよ。

なんて言うのかなぁ?「デカイ音でのみ」出来る表現と「デカイ音じゃ×」な表現があり"邪魔"になることがあるんです。

普段は物静かな女性の「密かな怒り」とかって怖いでしょ?通常は乱暴ものの男が赤ちゃん見て笑ってたりするとそれだけで「あ、本当はいい人ねっ」ってなったりするし。

結局「メリハリ」が大事なんでしょうね。 簡単じゃありませんけどね。

KeyメインのバンドでスネアやBDにギュウギュウミュート処置でリハーサルしてみましょう。この音で迫力やらノリを出すのは難しいです。

アンサンブルと言うのは その階層上、最下に位置するドラマーが、そのバンドのテンション全体をコントロールしていますからその自覚が大切なんでしょうね。でも一つのバンドを長くやってると今やってることが正義であると勘違いし易くなります。

その化けの皮が剥れるのは、初めて顔を合わせて音を出す時です。これ、普段自分勝手に「正しい」と決め付けていた諸々があっさりくずれます。自分の中でそれを把握して軌道修正できれば宜しいので しょうけど、普通はそうはいきません。人に指摘されて「そんなはずは」とかなって帰宅して録音を聞いて初めて青ざめると。 そんな繰り返しで皆上達してきたんじゃないか?

・・・と思うこともあるんですよ。  

常に「これが正解かも」というスタンスを維持したいものだなぁ。心からそう思います。


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