ドラマーの主張
vol.7 「ドラマーの知恵」・・・ 基本は「腕力だっ」
最近の音楽って、一部を除きますと「とっても電気仕掛け」ですよね。midiって一体何よ?ってな時代は、もはや有史以前となりまして今じゃヴォーカリストであれドラマーであれ「トリガー」「エディット」「ミディ」「シーケンス」「モジュール」「マニュピレート」・・・あたりの文言は把握しておかねば恥かしい。
でもさぁ・・・・・・・・
そこのあなた、本当に判ります?わからない人が今でも多数派なんでないの?そんな「デジタルな時代だからこそ大切な考え方」を申しあげます。知恵ですよ。
1)「硬くなったネジの締め方緩め方」
まず一つの方法は「プライヤー携帯」ですよ。今なら100円ショップでも売ってます。 こいつをスティックケースに常時忍ばせておくんです。でもこれを使うと次にそのネジを開け閉めする人間に大迷惑をかけるんですよ。二度と手では操作できません。 従いまして「それでも構わない」という現場限定、又は自分セットでのみこの方法を取りましょう。はい、2番目、これ、ウラ技ですよ。「スティックを使う」んですよ。 2本のスティックで蝶ネジを挟んで両手で開け閉めするんです。ね?簡単でしょ? てこの原理で非力な女性でも楽々バーディーです。※でもよ、問題は「油を注してない」ことでないのけ?ドラマーならスプレーグリースは必須だじぇ。
2)HHスタンド、心棒が邪魔だ
これ、結構感じている方が多いと思うんですよ。特にハイタムを並べておられる方や エフェクトシンバル多用の方ね。・・・もろ俺なんですがね。 はい、邪魔ですね?じゃぁ切ってしまおうや。鉄ノコでさ。時間かかるけどちゃんと切れるよ。 残った心棒の片割れも取って置きましょうね。いつかトライアングルビーターとして役に立つ。
3)シンバルスタンドのパイプが曲がってきて延びない縮まない。
長年使用するとなりがちです。とくにブームスタンドは一方に重心が取られますからね。 そしてその場合は不思議と第2パイプであることが多いのです。考えてみれば当たり前です。 三脚は思い切り太いし、第3パイプはしょっちゅうロック個所が変わりますからね。 はい、この曲がってしまった第2パイプ、どうしましょうか?いいですか?「切る」んです。 あのね、曲がった場所はパイプの中心から下のはずですから。上には蝶ネジの固定部があるので そう簡単には曲がらないはずですからね。なので「これより低く出来ない」個所の3cmあたり上部から 下を切ってしまいましょう。鉄ノコで一刀両断です。これで今後はすいすいセッティングですよ。
4)シンバルがいやな方向に傾く
これは一部特殊な場合を除いてシンバルを挟むフェルトの変形です。下になってるほうね。 この場合は新品交換でももちろんOKですが、あんなものでも数百円です。自分で改造しよう。 あのね、「薄くなった方の厚みにあわせてカッターで切断」するんです。これですぐに水平になります。 元々Y社でもP社でも3cm厚です。あんなにいらんて。再利用しましょうや。 ※T社の場合はやや違います。蝶ネジは使用してません。プラスチックの「それ自体が金属部分カバーを 兼ねた形状」なんですよ。人にもよりましょうが、あれは私は信用しません。あっという間にボロになる。
5)BDのタムホルダーベース破損
言うまでもありませんね。シンバルスタンドを代用するんです。2穴ホルダーを使って連結。 問題なくセットできます。ついでに言えばバスドラをセットしてシンバルスタンドを置けばそのままタムまでセットできてしまいます。これは便利。φが違って取り付けられない場合は「タップダイス」を 使ってねじ山を自分で切ってしまいましょう。ホームセンターに売ってます
まだまだありますよ。
メモリーキーロックが硬くなってしまってネジを緩めても動かないとか。そんな時はボルトロックしてある隙間に木ねじをねじ込むんです。はい、一晩で復帰です。
気がつかれました?これ全て「切る、開ける、油を注す、曲げる」といった第二次産業的な腕力勝負の発想なんです。いえ、腕力なくたっていいんですよ。上記道具を使えば誰でも出来ます。でもね、腕力がない人からは「それらを切る、曲げる」ってな発想は出ません。だーかーらー大事なんですよ。力がね。
でもねぇ・・・KeyやGの話を聞くと恥ずかしいかも。かたや配線や電圧による音の波形変化とかの話をしてる時に、大汗かいて鉄のこでパイプを切るドラマーの姿。
この辺見てても、いつまでたってもドラマーは労働者なんですよね・・・
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